四方を運河に囲まれた水辺の街、天王洲アイル。
倉庫街をリノベーションしたおしゃれなカフェやレストランが立ち並び、あちこちにパブリックアートが点在するアートの街でもある。
それだけでもじゅうぶん散歩の題材になりそうだが、より心惹かれるのは運河沿いに敷かれたボードウォーク。
開放的な水辺の景観を味わうべく、今回はそんな天王洲アイルを歩いてみた。
- 2026年5月25日(月) 13:30~
- 天気:晴れ
- 品川駅(港南口)を利用
- スタート:港南公園 / ゴール:港南緑水公園
- 約3.5㎞(50分)
港南公園




品川駅(港南口)から徒歩約10分、今回は港南地区からスタート。
・歩道に幅があるうえ、右側一帯は運河なので、とても開放感がある。歩きながら心地よさが感じられる、散歩のイントロにぴったりの風景。
・南端は天王洲アイルを対岸に望めることから、定番のフォトスポットにもなっている(写真下段)。
・日陰が無いので、夏場はつらいかもだけど、この時期は爽快。
天王洲アイル(西)
天王洲アイル第2水辺広場


橋を渡って天王洲アイルへ。左手の運河沿いに延びる、眺めのいい水辺広場。
・ボードウォークといえばやっぱりこれ、ウッドデッキ。好きな人にとっては、これだけで気分がアガる。
・運河側はもちろん、陸側の景観も良く、とくにT33テラスやキャナルガーデンのあたりが垢抜けている印象。
・歩行者は多くないにもかかわらず、ベンチは座れないほどの人気。それくらいまったり過ごすのにちょうどいい場所。
センターストリート(区道3号道路)


運河をいったん離れ、島(アイル)の中央へ。
・ビジネスビルの間を通る石畳の道路が、どことなく丸の内を彷彿させる。とはいえ、こちらは昼下がりの時間ということもあって人通りは少なく、都市景観をゆっくりと味わえる。
ボンドストリート


海岸通りに突き当たったら、今度はとなり道、ボンドストリートを折り返す。
・200mほどの短い通りに、倉庫街の趣を残すカフェやギャラリーが並ぶ。
・この日は一部(南東の角)工事中で騒がしかったのが少し残念。ちなみに、そこにあったはずの壁画アートはモノレール駅の南口付近に移設されていた。
天王洲アイル第3水辺広場



路地を抜けて西の水辺広場へ。ボードウォークを端から歩く。
・こちらも見事なウッドデッキ。わずかに軋む感触やコツコツと鳴る靴音は木の床の醍醐味。
・天王洲アイルを代表する美しいウォーターフロントの風景。運河には船型のコテージが係留されていて、視界にアクセントを添える。
・テーブル&チェアーはフリーなので、コーヒーなんかを飲みながらゆっくりするのも良さそう(写真下段)。
天王洲アイル(東)
都道317号(海岸通り)


ふたたび海岸通りに出たら、道路を渡ってから東へ。
・沿道にはデザイン性の高いビルが並ぶ。歩道の植栽も凝っていて、歩きながら鑑賞を楽しめる。
・時間があるならWHATミュージアムで現代美術を楽しむのもアリ。
・もっと距離を歩きたければ、ここからすぐ南にある天王洲公園を巡るという手もある。ちなみにこの日は幼い子供たちがサッカーをしている微笑ましい風景に会えた。
天王洲アイル第1水辺広場




モノレール駅南口付近から運河沿いの歩道に入り、そのままシーフォートスクエアの外縁を歩く。
・見晴らしがよく、開放感のあるボードウォーク。東側に品川ふ頭が望め、東京湾をより近くに感じられる。内側には木々に囲まれた遊歩道もあり、そちらを歩くのもおもしろそう。
・(写真下段左)曲がり角の広場から。ワールドシティタワーズの足元に見える雰囲気の良さそうな水辺広場は港南四丁目緑地。このあと歩かせていただきます。
天王洲大橋


天王洲アイルを後にして、ふたたび港南へ。
・首都高、都道、モノレール、そして歩道が並行する天王洲大橋。
・(写真下段)振り返ると、先ほど歩いてきたボードウォークが見渡せる。デッキ、石垣、植栽の多層構造が美しい。
・地図によると、ここは品川区と港区の境界となる。
京浜運河沿緑地



港南四丁目緑地から、京浜運河沿い緑地を歩く。そろそろ今回のゴール地点。
・先ほどシーフォートスクエア外縁から見えた水辺広場がこちら。
・立ち並ぶパームツリー、クルーザー船が浮かぶ繋船場、そしてきめ細かいウッドデッキと、まるで南国リゾートのような雰囲気。
・東側は午後には日陰になるため、夏場でも涼しそう(写真下段)。
まとめ&追記

ボードウォークを歩きたいという理由で選んだ、今回の天王洲アイル。結論から言うと、満足度はかなり高い。
・平日はとにかく人通りが少なくて歩きやすい。かといって寂れているわけでもなく、景観をゆっくり楽しみたい私からすると、これはかなり高ポイント。
・写真でもわかるとおり、緑が多い。これは意外だった。ウォーターフロントエリアがこれほど緑豊かな環境だとは思っていなかった。
・肝心のボードウォークにも大満足。距離的に短か過ぎず、長過ぎず、場所ごとにちゃんと個性があり、気分良く歩くことができた。
・他にも、都会的なビル区やスタイリッシュな倉庫街、街中のあっちこっちにあるパブリックアートなど、風景の流れに変化があって飽きることがない。
・公衆トイレは所々にあるので、とくに心配はない。
素通りで約50分のコースは、それだけでもちょうどいい長さだが、気に入った場所で腰を下ろして時間をふくらませることもできる。平日午後の散歩に超オススメのコース。

