街路樹にはどんな種類がある?【風景鑑賞学】

コラム風景鑑賞学

ふつうに散歩しているだけでも、風景を味わうことはできる。
…んだけど、予備知識があれば、きっともっと楽しいんじゃない?
てことで、今回は「街路樹の種類」について。

代表的な街路樹の種類

街路樹としてよく使われる植物には、地域の気候や道路環境に応じてさまざまな種類があり、全国的には次のような樹種が代表的、とのこと。

落葉樹

イチョウ
・日本で最も多い街路樹。
・排気ガスや病害虫に強く、秋の黄葉が美しい。

サクラ類(ソメイヨシノなど)
・春の花が楽しめるため、公園や河川沿いだけでなく、街路にも多い。

ケヤキ
・大きく育ち、美しい樹形と木陰をつくる。
・関東地方で特によく見られる。

ハナミズキ
・春の花と秋の紅葉・実が美しい。
・比較的コンパクトで住宅街にも適している。

トウカエデ
・秋の紅葉が鮮やかで、都市部でも育てやすい。

ユリノキ
・成長が早く、大きな並木道によく利用される。

常緑樹

クスノキ
・西日本で特に多い。
・一年中葉が茂り、日陰をつくる。

シラカシ
・丈夫で剪定しやすく、都市環境に適応する。

マテバシイ
・沿岸部や温暖な地域で多く植えられる。

クロガネモチ
・赤い実が美しく、冬でも緑を保つ。

タブノキ
・海沿いの都市で利用されることが多い。

なぜこれらの木が選ばれるのか?

・排気ガスや乾燥に強い
・強風や病害虫に耐える
・剪定しやすい
・根が歩道を壊しにくい
・木陰をつくり、夏の暑さを和らげる
・花や紅葉など、四季の景観を楽しめる